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断食の効用      2009年3月10日(火)

  もともと断食は、昔から体調不良や病の改善のためにされてきました。  どういう作用で改善されるかというと、断食すると 入ってくる栄養分がないので、自分の体を栄養分として食べていくわけですが、 その時、自分の不要な部分から食べていくわけです。 例えば、内臓などの余分な脂肪、老廃物、体の中の毒素の部分から先に食べていきます。(排毒作用)  悪い部分から食べていき、良い部分は最後まで残るので、不調や病の改善ができるわけです。  昔は難しい病を改善する切り札だったそうです。(現代では、化学調味料など化学物質が体に入っているため、排毒できないものがたくさんあります。)   また、食物を消化する作用は、かなりの体力、エネルギーを使います。  断食の間は、消化のエネルギーを使わなくてすむので、内臓の休養にもなります。  他に腸に残っている宿便が排出され(体の大掃除)血液がきれいになったり、感覚が鋭くなったり、頭がクリアになったりする効果があります。 (※ 要注意! 断食は危険ですので、必ず指導者についておこなっってください。 次回は私の断食体験談を書きますね。

心の平安は 価値判断をやめることから    2009年3月3日(火)

心が不安になるのは 人を責めたり(裁いたり) 人に責められたり(裁かれたり) 自分で自分を責めたり(裁いたり)するのが、 原因のひとつだと思います。  この責める、裁くというのは どこから来るのでしょう。  その人の善悪などの価値基準、価値観から、許せないほど、はずれたものがあったとき、責める(裁く)のだと思います。  2月24日に書いた森田健さんの本に 「生まれ変わり現象には価値観の介入がありません。……選択するためには価値観が必要だからです。 価値観がないということは善悪の基準もないということです。……価値観は人を裁くと思います。」 とありました。 まったくその通りだと思います。 価値観が強いほどこだわりが強く、 そのこだわりが人を裁く(責める)のだと思います。 今、気付きましたが、価値観=こだわり ですね。 価値観=こだわりを手放す、価値判断をやめると 心の不安から解放されて、平安になる。 あらゆる価値判断をやめてみると 心が平安になっていくのを感じます。

信頼のできる税理士さん       2009年2月27日(金)       

  この時期になると、 私のような数字に弱い者は、確定申告の書類を作るのに大きな負担を感じます。 わからないことも多いのですが、開業以来、 税理士の羽生田さんにお世話になっていて、本当に助かっています。  私の幼稚な質問にも親切に答えていただき、難しい所は全部お任せしています。  いろいろな税務相談にも、親身になって考えてもらえます。  私のおすすめ税理士さんです。以下に連絡場所を記しておきます。    〒571-0057 門真市元町2-24     tel. 06-6903-5382     はにゅうだ会計事務所    税理士 羽生田和夫 

地獄はない? 裁かれない?     2009年2月24日(火)

森田健さんの「生まれ変わりの村①」を読みました。  森田さんは、中国の前世を覚えている人が たくさんいる村を調査し、 生まれ変わりの村と名づけました。  この本では、 そのデータなどが載せられています。  それには、 罪を犯して死んでも、あの世では罰せられる所はないし、裁かれる所もない。反省させられる所もない。 自殺しても同じです。  いわゆる地獄はなく、善人も悪人も皆、同じ所に行くことがわかったそうです。  また、罪を犯して死んでも、つらい人生に生まれ変わることもないそうです。 逆に善人に、いいことがあるということもなさそうです。  神や閻魔大王のような存在があって生前の行いを裁かれるようなこともないそうです。  何かこれを知って気持ちが軽くなったような気がします。    

何かのために何かをする … 2009年2月17日(火)

昔、友人が 「何かのために何かをするのは一番嫌だ。」 とよく言っていました。   その時はよくわからなかったのですが、最近わかってきました。  何かのためにするというのは、 今やっていること自体に 100%意識がいってない状態です。 何かのためという目的のために 今やっていることが手段になってしまっている。 今やっていること自体を充実させないと 今やっていることが生きてこないことになります。  何かのためにやるのではなく、 ただそれをやるというのが 自然のはたらきなんだろうと思います。   子供の遊びなんかがそういう感じだと思います。 禅の 「ただひたすら坐る。」 というのも そういうことだろうと思います。

何でくたびれるかと言えば、…    2009年2月10日(火)

「澤木興道老師のことば」 (大法輪閣) という本に味わい深い言葉がたくさんありました。 書きますね。   ☆ 「人間、 何でくたびれるかと言えば、 少しでも うまいことしよう という動揺で   くたびれている。 」    ☆「坐禅をするのは 悟るためでしょう-- バカ言え! 坐禅まで日当につけるのか!   他のことはとにかく、 坐禅するときは ただせい。」    ☆「よう 『禅は無心になることでしょ』 などと言いおる。--無心なんて、死ぬまでならんわい。 坐禅して よくなると思うておる。 そうじゃない。 『よしあしを忘れる』のが 坐禅じゃ。 」

働きアリとなまけアリ        2009年2月3日(火)

以前に聞いた話ですが、  ある人がアリのグループを観察していると、  普通に働いているアリが6割、 すごくよく働いているアリが2割、 なまけているアリが2割 だったそうです。  他のグループを観察してもほぼ同じ割合だったそうです。  次に すごくよく働くアリばかりを集めてきてグループにして観察していると、  その中でなまけだすものがいて、 結局、 普通に働いているアリ6割、 すごくよく働いているアリ2割、 なまけているアリ2割 の割合になったそうです。  これは自然の割合なのでしょうか。  何か面白い話ですね。 

清潔にし過ぎで免疫力低下 2   2009年1月27日(火)

O-157も発病する人としない人がいるのは、なぜでしょう?  発展途上国ではまったく見られず清潔志向の先進国に多く見られるのはなぜでしょう?   藤田博士は 「『超清潔志向』で 腸内細菌ソウの種類や数の少なくなった人や、 抗生物質や抗菌剤の乱用などで腸内の細菌が少なくなった人たちおなかでは、 腸内細菌たちが棲んでいるアパートに「空き家」が増える。 この時O157がおなかに入ってくると、 O157はその「空き家」に棲んでしまうようになるのだ。」 と言っておられます。   免疫力を向上させるには超清潔志向をやめ、納豆、漬け物など発酵食品を食べ、腸内細菌を活発にするのが大切らしいです。

清潔にし過ぎで、免疫力低下   2009年1月20日(火)

アトピー性皮膚炎、花粉症など、アレルギー性疾患が増えていますが、 30年前の日本には ほとんど見られなかったそうです。  医学博士の藤田紘一郎さんは 「過度の清潔志向が日本人の免疫力低下を招きその結果、アレルギー性疾患にかかるようになったのではないかと思っている。」と、著書 「日本人の清潔がアブナイ」で言っておられます。  最近の日本では殺菌、抗菌などで、清潔になり過ぎて、害のある菌だけでなく、体に必要な菌、体を守る菌まで殺してしまい、アレルギーになる人が増えているらしいです。  調査によると、外で泥んこ遊びなどをしている子供が屋内で遊んでいる子供よりアレルギーにならないことが明確に示されているそうです。  

ブータン王国 (本当の意味で豊かな国)    2009年1月13日(火)

先日、テレビ番組で、ブータン王国のことが放映されていました。  ブータン王国はヒマラヤにある国で、30年前に先代の第4代国王が 「 GNP(国民総生産)よりGNH(国民総幸福)が重要だ。 」 といって国を変えてきました。  そして今『 国民の95%が今の生活満足している 』そうです。 番組で今の5代国王は 「 私は…(略)…支配者のような振舞いは断じてしません。 ある時は親がわりになり、また兄弟のように守り世話を焼き、そして、皆さんの息子のように仕えたいのです。 」と言っていました。  国王がこんな発言するなんてすごいと思いました。   次の言葉も感銘を受けました。  「 幸せとは、今自分が手にしているもので充分だと気づくことかもしれません。 」(ブータンの首相の言葉)