肩こりと性格………………2013年4月10日(水)
「肩こりと性格は関係あるのですか?」と、 たまに聞かれることが、あります。 肩こりの患者さんの傾向をみていると、 緊張しやすい人、真面目な人が多いようです。 いい加減な人は肩こりが少ないように思います。(肩こりがない人が、 いい加減というわけではないです。) ストレスがたまりやすいのも 真面目な人に多いですね。 逆に考えると、いい加減な要素を取り入れると、 こりにくくなるのだと思います。
負けないと勝つ……………2013年3月19日(火)
麻雀で 20年間 無敗の桜井章一さんは 「勝つ」という気持ちと 「負けない」という気持ちは異なると言っています。 著書の「そんなこと、気にするな」で、 次のように言っています。 『「勝ちたい」という気持ちは、 欲望と同じで限度がない。 だから、 勝つとなれば徹底的に勝たないと満足しないし、 どんな汚い手段でも用いていいということになる。 (中略) 「負けない」という気持ちは、 「勝ちたい」という心構えより、 その本質が人間の持つやさしさに根づいているように思う。 負けなければいいのだから、 勝っても、 相手を追い込まない。 そこには、 「ここまでやったのだから、 もうこれでいい」という満足感、 充足感がある』と。 確かに、 勝とうとすると、 ムダな力が入って気負った感じがしますし、 負けないと思えば、 落ち着いて受けながら、前に進む感じがします。負けないというのは いいですね。
震災から2年…………2013年3月12日(火)
東北の震災から2年たちました。 テレビの報道を見ていても、何も変わってないですね。特に、放射能の問題は大変です。 今のところ完全な解決の方法が、みつかりません。 私個人が 東北のために、何ができるかもわかりません。 でも、忘れずに、何ができるのか考え続けるしかないと思います。
50代になりました………………..2013年3月5日(火)
2月で50代になりました。 40代になった時は 歳をとっていくのが 嫌なような気がしましたが、50代になった時は 今からは マラソンでいうと 後半の追い上げの時だなと思いました。 ちょっと引き締まったような感じになりました。 自分で意外な感じです。
気をつけの姿勢はよくない?……………2013年2月25日(月)
気をつけの姿勢が 正しい姿勢だと思っている人は 多いですね。 気をつけの姿勢は 正しいのかもしれませんが、自然ではありません。 疲れやすいですし、 首、肩や腰に負担がかかります。 背面に 常に力が入った姿勢です。 後ろにそりすぎています。 気をつけの姿勢で 立ち続けたり、座り続けると、 腰痛や肩こりになります。 不自然な姿勢だからです。 気をつけの姿勢は 明治時代に 外国の軍隊をまねて取り入れ、 国民が強制されたものです。 集団をまとめるのにはいいのでしょう。 江戸時代の日本人は、 ひとりひとり 個性的な自然な姿勢をしていたそうです。 どこかする力が入っていると感じる姿勢は 不自然な姿勢です。 自然な姿勢は 長時間続けても 楽な姿勢です。
咳がでる………………….2013年2月18日(月)
このところ、 咳がでて困っている人が 増えています。 体の観察を していますと、 肋骨の動きが悪い人が 多いですね。 咳は 口から入る異物を出す働きが もちろんありますが、 体の筋肉をゆるめようとする作用もあります。 特に 肋骨、胸部 腰部を ゆるめるのに 出たりします。 咳をした時 腰が痛かったりしますよね、あれです。 逆に考えると、 咳がでるということは、 胸部や腰部の筋肉が凝っているので、 ゆるめてほしいという体のメッセージでもあります。 実際、 肋骨などの筋肉をゆるめると 咳が止まることも多いです。
ただしくより たのしく……………..2013年2月6日(水)
正しさを 追求し過ぎると、 人間は おかしくなってくるように思います。 正しいというのは 本来 人と人とが お互いに 快適に 暮らすためのものだと思いますが、 正しいにこだわり過ぎると、 快適でなくなります。 宗教戦争などは その代表的なものでしょう。 他の人の正しさが 自分の正しさと違うというので 責めて殺し合いまでしてしまうのですから。 戦争までいかなくても、 日常生活で 似たようなことは たくさんあると思います。 たいした間違いでもないのに、相手をとがめたり、攻撃したり。 迷惑もかかってないのに、正しくない行動だと責めたり。 咎められたり、責められた方は快適でないし、 逆に責め返す人もいるでしょう。 そうなると、快適どころか 不快の悪循環になります。 正しさは 時代によって変わりますし、状況によっても 変わります。 絶対正しいということは ないと思います。 正しいより 楽しいを価値感の上に もっていくと、 こういう本末転倒にならないだろうと思います。 ただしくより たのしく と私は思っています。
パソコンで頭がボーっとする……………2013年1月30日(水)
最近、 来院される方で 仕事の途中で、頭がボーっとしてきて、 ものが 考えられなくなるという人が増えています。 それも パソコンを し続ける仕事の方が多いです。 パソコンの仕事は ほとんど体を動かさずするので 体が固まってきます。 固まるというのは 筋肉が 凝ってくるということです。 特に 首が凝ってきます。 すると 首の椎骨を通っている血管が 圧迫されます。 そして、脳へ行く血液が少なくなり、頭がボーとして、ものが 考えられなくなります。 予防としては マメに 体を動かすしたり、 風呂にはいったり、 ストレッチしたり、 体をゆすったり、 筋肉をよくほぐすようにしておくことですね。 集中し過ぎるのもよくないようです。 首のコリが慢性的になると、首の骨がずれてきます。 そうすると、 頭がぼーっとすることが 多くなります。 ここまでくると、首の骨、筋肉のバランスを とらないと良くなりにくいです。
身体均整師の施術方法は どんどん変わっていく…..2013年1月22日(火)
前回、 身体均整師は ひとりひとり 施術方法が 違うという話をしましたが、 同じひとりの身体均整師でも、 時間とともに、 施術方法は 変わっていきます。 日々 施術をしているうちに、 自然と より効果的な方法を考えていて 日々 徐々に 変わっていきます。 ある時、 大きな気づきがあって、 大きく施術法が変わることもあります。 私も 開業した頃は 筋肉操縦法2割+12種体型6割+その他2割 でやっていましたが、 今は 経絡反射法3割+12種体型3割+その他4割 で、やっています。 10年前と 今では まったく やり方が変わっています。 効果も 今の方が ずっと よくなっています。
身体均整師は一人一人やり方が違う……………….2013年1月15日(火)
身体均整師は 全国に たくさんいますが、 施術のやり方は、 一人一人 違います。 身体均整法の学校では たくさんの科目(12種体型、骨格均整法、筋肉均整法、脊髄神経反射法、経絡反射法、...他多数)を習います。 どの科目を ひとつとっても施術はできますが、 多くの人は いくつかの科目を組み合わせて 施術します。 そこで、 例えば、 骨格均整法8割+筋肉均整法2割で施術する人がいたり、 経絡反射法3割+筋肉均整法3割+骨格均整法4割で施術する人が いたり、 人によって 割合が違ってきます。 それで 一人一人やり方が違ってくるのです。 私の場合は、 経絡反射法3割+12種体型3割+その他4割で施術しています。 患者さんのタイプによっても その割合が変わったりもします。