胡蝶の夢……………………2009年12月22日(火)
今回は 荘子の 「胡蝶の夢」の意訳を書いてみます。 『昔、 荘周という人が、 夢の中で、 胡蝶になっていた。 その時、 荘周は、 楽しい気持ちで、胡蝶になっていた。 楽しくて快く飛び回っていた。 その時 自分が 荘周であることを 気づかなかった。 突然、 目が覚めると、 はっきりと荘周であることがわかった。 いったい、 荘周が 胡蝶の夢を見ているのか、 胡蝶蘭が 荘周の夢を 見ているのか、 わからない。 荘周と胡蝶は確かに、 別であるのに、 その区別がつかないのは、 なぜだろうか。』 老子荘子の世界は、不思議なおもしろさを感じさせてくれます。