なまけもののはなし 2008年12月2日(火)
昔、私が何かの本で、妙に心に残った話を書いてみます。 なまけものの話。 ある村になまけものの男がいて毎日働かずに昼寝ばかりしていました。 それを見かねた村人がなまけものに言いました。「そんなになまけて昼寝ばかりしてないで、少しはまじめに働きなさい。」 なまけものは『まじめに働いたらどうなるんだ?』 「働いたらお金がもうかるだろう。」 『お金がもうかったら何かいいことがあるのか?』 「お金がもうかってたくわえがふえると、働かずに毎日昼寝して暮らせるぞ。」 『俺は最初から毎日働かずに昼寝して暮らしているよ。』 なまけものはまた寝てしまいました。 おわり。