東洋的発想は安心に導く 1 2008年11月11日(火)
今の日本ではほとんどの人が、理想の自分を描いてそれに近づくため努力していくという、西洋的発想で動いていると思います。 この発想は目的を達成するにはいいのですが、理想の自分を持ったとたん、今の自分が理想の自分より劣っているので、いつも今の自分に不満足感、劣等感があると思います。 理想の自分を強く持ち過ぎるとある意味では今の自分を否定していることになります。 理想を達成しても次の理想を求めるので満足は一瞬です。 つまり西洋的発想は、自分は元々完全でないので、外から何かを付け加えて理想像になろうとするものです。 いつも何かを付け足そうとしているので安心感が持ちにくいと思います。いつもゴールに向かって最終ゴールにはつかない。この発想は私にはしんどい感じがします。(西洋的発想を否定、劣等視しているのではありません。) つづく。