何かのために何かをする … 2009年2月17日(火)
昔、友人が 「何かのために何かをするのは一番嫌だ。」 とよく言っていました。 その時はよくわからなかったのですが、最近わかってきました。 何かのためにするというのは、 今やっていること自体に 100%意識がいってない状態です。 何かのためという目的のために 今やっていることが手段になってしまっている。 今やっていること自体を充実させないと 今やっていることが生きてこないことになります。 何かのためにやるのではなく、 ただそれをやるというのが 自然のはたらきなんだろうと思います。 子供の遊びなんかがそういう感じだと思います。 禅の 「ただひたすら坐る。」 というのも そういうことだろうと思います。