陰陽の原理、作用 2…..,2009年11月10日(火)
陰陽の原理、作用のつづき。
定理 ⑦ 絶対的陰、 もしくは 絶対的陽なる事物は 存在せず。 ― 陰陽というのは、 相対的なものであり、 すべては 陰陽の集合である。
⑧ 一物も中性なるものなし。 必ず、 陰または 陽に 多寡あり。 ― 完全に 中性のものはなく、 必ず 少しでも、 陰か 陽の性質がある。
⑨ 森羅万象相互間の引力は、 各対者間の異性(陰陽)量の差に 比例す。 ― 陰陽の性質の差が 大きいほど、 お互いに 引き合う。
⑩ 同名の性は、 相排斥す。 同性の排斥力は、 その差に 逆比例す。 ― 陰どうし 陽どうしは 反発しあう。 性質が 近いほど、 反発力は 大きい。
⑪ 陰極まりて 陽生じ、 陽極まりて 陰生ず。 ― 陰の性質が 大きくなり過ぎ、極限までいくと 陽の性質に 変わる。 逆の場合も同じ。
⑫ 万物、 その内奥に 陽を荷帯し、 外側に 陰を荷帯す。 ― すべてのものは 内側に 陽の性質があり、 外側に 陰の性質がある。 以上が陰陽の12定理です。