荘子,「混沌」の話………………..2009年12月15日(火)
以前に 荘子の 「混沌」 の話を 聞きました。 なんか面白い話です。 意訳を書いてみます。
『 ある二人の人が、 混沌に 手厚く もてなされました。 感激した二人は、 混沌の厚意に 報いようと 「人間の身体には、 皆 七つの穴があり 、これで、 見たり、 聞いたり、 食べたり、 息をしたり、 している。 それなのに、 混沌だけは、これがない。 だから 穴あけてあげよう。」 それで、 二人は、 一日に 一つずつ、 穴をあけていきました。すると、混沌は、 七日目に、 死んでしまいました。』 (混沌とは、いっさいが未分化で、秩序のない状態)